営業部塚田です。今日は、先日池田町で行われた5S成果発表会のお話を。
この5S発表会は、5S活動を行っている池田町の企業が集まり、自社の5S活動の成果を発表するというものです。年に1回開催されていましたが、コロナ渦で中々開催が出来ず、今回3年ぶりの開催となりました。
私は今回の発表会には参加していませんが、当社「5S委員」の社員3人がプレゼン資料を作成し、発表会前に社内でプレゼンをしてくれました。成果がとても分かりやすくまとめられていて、委員会や現場の人が様々な活動をしてくれていたからこそ、清潔な環境が保たれ「働きやすい職場」が実現出来ていたことを知ることができました。
その中の活動の1つ「定位置管理」ですが、度々弊社で問題となっていたのが共有測定具の未返却問題。6月から1月の全共有測定具の返却率を比べてみると6月は11%、1月は33%と22%UPしたそうですが、それでも返却率が低かった。そこで何故低いのか?を掘り下げて考えてみたところ、「数日かけての多量加工だと、返却が負担になるから」という原因にたどり着いたそうです。そこで、数日かけての加工に関しては「数モノ加工中」の札を置くように改善したことで、返却率が95%にもあがったとのことでした。
私がこの活動を聞いて感じたのが、返却率が上がったからOK、ではなくさらに上げるためにはどうしたらいいか?そもそも上がらない原因は何なのか?を考え、原因を突き止めた上で改善をし、更なる成果UPに繋げたことがすごいと思いました。以前私も5S委員として活動していましたが、この一連の流れは作れていなかった。このような流れがあると、成果も伝わりやすいなと感じました。
上記で紹介した「定位置管理」、さらに掘り下げ「未返却測定具の見える化」も行ったそうですが、これは更なる工夫が必要な可能性がある。との結論に至ったようです。来期にはどんな成果が聞けるのか、私も5S活動に参加しながら社員の皆さんと「働きやすい職場」に繋がる成果を作っていきたいと思います。