営業部塚田です。今月は弊社の自動旋盤「L20E-2M12」という機械をご紹介させて頂きます。
まず加工可能サイズですが、φ3~φ20までの小径サイズの加工が出来ます。また、NC旋盤とは違い長尺ものの加工もでき、最長で1200mmまで加工可能です。 その他、クロスの穴あけ、端面・外径への穴あけもでき、エンドミルを使用したミーリング加工ができるのもこの機械の特徴です。
実際に加工した製品を少しご紹介↓
画像のように削りがあったり、端面と外径両方向から穴あけをしてあったりしていますが 全て「L20-2M12」で加工を行ったものです。
そして最も特徴的なのが「量産用ではない」という点。自動旋盤と聞くと、何百個・何千個単位で加工をしているという印象を持たれる方が多いと思います。実際、自動旋盤=量産メインの加工業者様が多いのが事実です。NC旋盤とは異なり、乗せ換えが必要ない為セットさえしてしまえば同じ製品を自動で作ることが出来ます。なので、やり方としては量産のほうが効率は良いです。ですが弊社では今回ご紹介した自動旋盤を含め計3台の自動旋盤がありますが、どれも単品を主に加工しております。その理由として、「お客様のお困りごとを解決したい」という思いが根底にあります。小径の製品の加工を微量でお願いしたい、でもこのサイズだと量産でないと受注してもらえない・・・と悩まれている方のお力になれたらと思っております。実際、数量が10ケに満たない小径ものの注文を多く頂いております。それらを見ると、それだけの需要があるのだと感じておりますし、少しでもお客様のお力になれているのかなと思っております。
これからもお客様のお力になれるよう、様々なニーズに対応していきたいと思っております。また、今回挙げさせて頂いた小径の製品はもちろん、旋盤物の試作、加工も数量1ケ~承っておりますので是非弊社へご相談下さい。