1年前の9月のブログに「製造業の現況」というテーマで、とても厳しい状況である旨を書かせていただきました。1年経過した今でも厳しい状況は変わっていません。改めて「顧客にベネフィット(利益)を提供できているか?」を、問い直さなければいけないと感じます。
当社は、小口丸モノ製品を中心として、お客様の生産支援を行っています。だから、「お客様の生産の一部を担っている」という意識で仕事をする必要がありますし、品質や納期や価格は基本ですが、とても重要な要素ですし、柔軟な対応力も必要になってきます。不具合を起こしてしまった際には、お客様の生産に支障をきたすことのないように迅速な対応が必要です。
このことは、当社の仕事の根幹として、とても大切にしていますが、この厳しい環境の「今」、お客様が求めていることなのか、当社がお客様の求めていると思っていることなのか、見つめなおす必要があります。
仕事のある忙しいときは、この考え方で仕事をすることがお客様が求めていることにもつながると思いますが、状況が厳しいときには、お客様が求めているものは別のところにある気がします。
ここをしっかり追及をして、自社目線ではなく、お客様の目線で仕事をしなければ、この状況を自社の力で乗り越えられないと感じますので、今の顧客ベネフィットをしっかり考え、そしてそのベネフィットを提供できる施策を早急に打ってまいります!
代表取締役 松澤 裕一