製造業は、現在とても厳しい状況です。特に8月は苦戦した企業が多かったようです。EV関連の仕事に携わっている企業は、しばらく先まで大分忙しい状態のようですが、それもごく一部の企業に限られます。やはり半導体、自動車業界の動きの悪さは、製造業全体の停滞につながるようです。
当社も、厳しい状況が続いています。今期に入ってからは綱渡りの状態ではありますが、そのなかでも良い点があります。
① 短納期製品の受注率が上がっている(相談案件は全て受注)
② 受注点数が前年同月を上回っている
この2点は、当社の特徴である「小口受注」が強みとして発揮されているからこその結果で、厳しい状況のなかでも当社の救いとなっています。しかし、「小口受注」があまりに突出すると、業績が伸び悩む課題も浮き彫りになりました。
業界的に厳しい状況のなかで、課題ばかりではなく、良い点も出ていることは、とても良いことだと思います。良い点は、「今行っていることは、いつか必ず結果につながる!」と、その未来を信じて、自分たちの今の行動に誇りを持って続けていくことが大切です。と、同時に課題解決に向けた動きもしていく必要があります。
課題解決に向けては、「待ち」ではなく「攻め」の姿勢が大切です。そこに向けた商品が、当社には今までありませんでしたが、現在その商品を準備中で、10月に開催される諏訪メッセで発表する予定でおります。
ここから、当社の真価が問われてきます。現在の自社の強みを圧倒的なものにし、そしてお客様に今まで以上の価値を提供し、社員のみんなが誇りを持って働ける会社へと、更に成長させていきます!
代表取締役 松澤 裕一