本日より第32期に入りました。
これも、当社を支えていただいている方たちのお陰です。本当にありがとうございます。
新型コロナウイルス感染者数が減少傾向にあり、これから自粛や県域移動が段階的に解除になり、経済回復に向けて本格的に動き出します。しかし第2波、第3波を懸念する声もありますので、当社としては3月より施行してきた新型コロナウイルスに対する社内規定を再度見直しをし、ニューノーマルに向けて当社独自の取組みを進め、感染対策と経済活動復活の両面に寄与できる企業活動をして参ります。
また、この新型コロナウイルスによって様々な問題点が浮き彫りになって参りました。今まで「できたら良いな」と思っていたものが「やらなければならない」ものとして急速に変化をしていきます。この問題点をしっかり捉え、そして対応しながら当社の目指す姿に近づける取組みを行っていく方針を、過日全社員さんに発表をしました。
私たち製造業は「販売する」「売る」という感覚がありません。受注した製品を製造して納品するというプロダクトアウトの感覚が強いです。これからはお客様を起点にものごとを考え、お客様が何を求めているか、そしてその求めているものに応える自社の技術を多くの方に知っていただく活動を行い、その方たちに当社の技術の魅力を知っていただき、そして買っていただくための活動に製造業自体が頭を切り替えなければならないと思っております。
今後も大変な状況は続くと思いますが、これを「大きく変わる」機会であると捉え、「今できること」と「やるべきこと」に力を注いでまいります。
有限会社松澤製作所 代表取締役 松澤 裕一