毎月月初に全体朝礼を行い、僕のほうからお話をしておりますが、今月は、全社員に「共に勝つ」ということをお伝えしました。
以前、トータルゲームというものを体験した際に、自分のことだけを考えていたのでは、全くうまくいかず、相手が勝つことを考えていたら、結果として自分の結果も良くなったという体験をしました。
ある研修では、プレゼンの準備を進めていた際に、一緒に研修に参加している仲間と共にプレゼンの練習をしよう!という話が出て、昼間は新潟で、夜は松本で練習したことがありました。僕自身の本音としては、プレゼンの準備が順調ではないなかだったので、自分のプレゼン準備をしていたかったのですが、僕より早い日程でプレゼンをする仲間がいたので、まずはその仲間への援助をすることが大事だと思い直し、練習に参加をしました。プレゼンで自分自身の結果が出たこともあり、「あの時練習に参加したから、この結果が得られた」と感じ、僕自身の成功体験の一つとなりました。
今、自分自身が進めたいことがあるなかで、苦労している仲間に手を差し伸べることは、なかなかできることではないと思います。だからこそ、その行動には価値があると思いますし、その援助を受けた方は、その恩を忘れることはないと思います。
「共に勝つ」意識での仕事が、「共に歩む」の実現につながります。このことが、今後の経営において、また一人一人の今後の仕事において、とても大切になってくると思います。
代表取締役 松澤 裕一