今年も、この時期に自然災害が起きてしまいましたね。
毎年どこかで発生している自然災害。一昨年は長野県でもありました。
普段からの備えが重要なのですが、こういったことが起きてから、また自分の身に降りかかってからでなければ動かない自分がいます。
できる備えはしておかなければいけないですね。
企業経営も同じで、新型コロナウイルスはテールリスク(まれにしか起こらないはずの想定外のリスク)でしたが、以前からテールリスクのことは学んでいましたし、耳にもしていました。しかし、蓋をあけてみれば備えはしておりませんでした。学び続けていたことが唯一の備えとはなりましたが。
飲食の場は、内食➡外食➡中食と変化をし、販売方法もリアル販売➡ネット販売と変化しています。
新型コロナウイルスによって、外食やリアル販売が打撃を受けたように、数年後には外部環境の変化や新たなテールリスクによって、中食➡〇食、ネット販売➡〇〇販売と変化する可能性があります。
こういった変化が製造業、設備投資、そして部品加工業界がどのように変化をしていくのか。過去どのような変化があったから現在があるのかを、自社の変化と共に外部環境や業界の変化まで見ていくことで、今後の変化をどう予測できるかが重要だと感じました。
その変化を見据え、今の強みを活かして、事業をどのように展開していくか。
そのことが予測不可能なテールリスクへの備えになっていくと思います。
最近、歴史のある企業様の経営に触れさせていただく機会もいただいておりますが、今そのような機会をいただけていることには大きな意味があると思っています。そのような機会をいただけていることに感謝をし、しっかり学び、自社の経営に活かしていこうと思います。
代表取締役 松澤 裕一