当社は小口丸モノに特化をしており、現状では丸モノ受注割合が85%、小口受注の割合は、ほぼ100%となっております。
昔から小口丸モノの割合は高かったのですが、実際そこへの特化を意識して事業を行い始めて7年が経過をしました。
7年も経過をすれば、その考えは陳腐化してくるもので、小口丸モノを中心に据えた事業展開では限界があると感じています。丸モノは加工先が少ないので、お客様の発注先の選択肢として上位に位置付けていただいています。ですので、小口丸モノが現在の自社の最大の強みではあるのですが、しかし小口丸モノは「製品」なので、「モノ」で勝負することになります。「モノ」で勝負すると、加工先が少ないとはいえ価格競争になってしまいます。そのことを、この1年半で痛感しました。
今までは、「モノ」である小口丸モノを中心に選択と集中をしてきましたが、これからは小口丸モノの技術を自社の基盤として大切にしながら、新しく「コト」である「価値」を中心に選択と集中をしていきます。
と、言っても・・・その価値を中心に選択と集中して、今すぐできることがなかなか思い浮かばず・・・社員さんに色んなヒントをもらいながら考えて参ります!
代表取締役 松澤 裕一