何かを改善しようとするとき、自分や自分たちが仕事し易い改善を考えることが多いと思います。それは決して悪いことではありませんが、ここで忘れてはいけないことは、「自分たちの仕事のし易さは、お客様のためになるとは限らない」ということです。このことは改善だけでなく、仕事全般に共通して言えることです。
お客様のことを考えたら、あえて自社にとっては、やりにくい方法を選択することも必要です。
自社を基準に考えるのではなく、お客様を基準に考えることで正しい判断ができるようになります。また、お客様のニーズは常に変化していますので、お客様の基準も変化し、自分たちの仕事のやり方も変化していく必要性に気づくことができます。商品も同様です。
お客様を起点にものごとを考えることで、会社も仕事も進化をし続けていくことができます。
代表取締役 松澤 裕一