営業部塚田です。今月は真鍮加工品のご紹介です◎↓
こちらの製品ですが、A部品とB部品を別で製作し、組み合わせて使用するものです。
まずはB部品のお話を。こちらは丸棒よりNC旋盤にて加工→その後マシニングにて加工を行いました。マシニング前の形状はこのような感じです↓（毎度手書き図で失礼します。）
この形状からマシニングを使用し、上記写真の形を作っていきます。このマシニング加工を行う際に難しいのが、つば部分のエンドミル加工。この部分、手書き図にも描きましたが薄さ1.2ほどしかない為、エンドミルで削っている間に上がってきてしまいます。ですので、深さ0.2～0.3位で少しずつ削っていき、製作を行いました。1回の削る量を少なくするため時間はかかりますが、薄物の加工をするにはこのように手間と時間をかける必要があります。
次にA部品について。こちらは丸材から全てマシニングのみで加工を行いました。
手順としては、まずエンドミルで形を作り→中心の穴を空け→チャックで掴んだまま倒して側面の穴空け→最後に丸部分を落とす と、大まかにはこのような方法で加工を行います。この加工で注目して頂きたいのが全てワンチャックで加工が出来る、という点。今回ご紹介した加工の様子ではありませんが、下記写真のようにチャックを傾けたり、回転させたりすることが出来ます。（本当は動画でお見せしたかったのですが容量が大きく投稿が出来ませんでした…。ご興味ある方は弊社公式LINEのタイムラインに動画を掲載予定ですので是非ご覧下さい◎詳細最後に載せておきます。）
今までのブログでは、今回のようなワンチャック加工をご紹介したことが無かったかと思います。弊社のマシニング設備でも全てワンチャック加工が出来る訳ではありませんが、実は出来る機械もあるのです。笑
この設備があるならば！是非この加工をやってほしい！こんなものの出来ないだろうか？などの要望等々ございましたらお気軽にご相談下さい。是非お待ちしております**
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