明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ、よろしくお願いします。
2021年は2020年以上に厳しい年になると言わています。
年末よりGoToが停止されており、次いで1都3県が対象の緊急事態宣言が発令される見込みと
飲食、観光業にとっては、GoToでの需要が戻ってきたところでの感染拡大による再度の自粛
なので、更なる打撃となるものと思いますし、事業継続への熱意が著しく低下してしまうのでは
ないかと危惧します。国からの補助金もいつまでも続くわけではないですからね。
当業界的には昨年秋ごろより徐々に復調してきてはおりますが、外国人の新規入国が事実上全面
停止とする方向で検討しているというニュースもあります。感染防止と経済の両立を図る難しさ
を改めて痛感をしておりますが、いつどのような状況が起こるか分からないからこそ、常に
アンテナを張り、都度迅速な対応をしていくと共に、感染が収まる、経済が戻るという期待の
なかで経営を考えるのではなく、しばらく共存していく、経済は戻らないという前提で経営を
考えなければならないとこの年末年始で改めて感じました。
目の前のことと先のこと、この両面を現在の延長線上ではなく、今までと違う発想で考え経営を
していく。危機意識を常に持ち、コロナ禍でも「危険」だけでなく「機会」があるので、そこを
しっかり見定める。会社としての変化は大きくなってはしまいますし、仕事をする側としては
大変かもしれません。しかし、それが結果社員さんと社員さんの家族の生命を守ること、生活の
安定につながることになると思っています。
社員さんの生活を守る使命感をしっかりと持ち、そして適切な意思決定ができるように2021年
も学び続け、会社の可能性、一人一人の可能性を大きく輝かせることのできる1年として参ります。
代表取締役 松澤 裕一