営業部塚田です。今月は弊社で新しく稼働を始めたNC精密円筒研削盤、「OGM225EXⅢ」をご紹介させて頂きます。
↑が実際に研磨をしている様子になります。
φ200×長さ250までの研磨が可能です。
そして研磨後の製品がこちら↓
手前が研磨後、奥が研磨前です。
外径φ6.22にて加工したものを研磨してφ6g6公差に仕上げています。
現在この研磨機を動かしているのは元々NC旋盤を扱っていた加工者。NC旋盤とは勝手が違うため、大変なことも多いようです。例えば工具(砥石)のセット。NC旋盤では取り付ける工具こそ多いものの、刃長等を間違えなければ旋削することは可能です。ですが研磨機は正確な取り付けをしないと(角度をきちんと出す等)砥石の一部分だけが当たってしまい均等に研磨が出来ず寸法を出せません。また、NC旋盤では1回の送りで、切込み量1mmで削ることができますが、研磨機は1μm台。旋削するよりも大幅に時間がかかるのでそこも普段の仕事との大きな違いです。
まだ稼働したばかりですので戸惑うことも多いですがこれから更に経験と知識を増やし、研磨の出来る幅を増やしていきたいと思っております。ですので「こんなものは研磨が可能なの?」等お気軽にご相談頂けますと嬉しいです。同時に加工のご相談も随時受け付けておりますのでお声掛け下さい。宜しくお願い致します。