精密機械部品・半導体部品制作など、長野県の丸モノ専門の製造会社

社長ごあいさつ

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お客様と共に未来へ歩む企業を目指し、
お客様の繁盛支援、生産支援を行って参ります。

弊社は1983年に創業しました。
お客様も、技術も、信用も、何もないところからの創業でしたので、お客様から仕事をいただけることへの「感謝」の気持ちを常に持ち、お客様には「誠実」に対応し、一つ一つ「努力」を積み重ねてきて今日があります。
その創業者が創り上げてきた当社の技術を【創業者の技術】として、私たちは現在も守り続けております。

【創業者の技術】誠実な技術から生まれた製品にこそ、魂が宿り、感動が生まれる創業者が、汎用旋盤、汎用フライスを駆使して、ある製品を手掛けていました。その製品は夜遅くなっても終わらず、夜が明けた頃、残り1工程を残すのみとなりました。
しかし、その最後の1工程で失敗をしてしまい、創業者はその場に座り込んでしまいました。
しばらく無気力感に襲われましたが、すぐに立ち上がり、また一からその製品を手掛け始めました。

創業者の「自分の技術に妥協しない姿勢」「誠実な製品を提供する姿勢」こそが、当社の技術の原点です。

汎用旋盤、フライス盤、NC旋盤、自動旋盤、マシニングセンターと、その時の仕事に合わせ、またお客様のニーズに合わせて設備投資を行い、時代に合わせて量産、多品種少量と生産方式を変化させてきましたが、創業以来現在も変わらず続けているものが丸モノ製品の加工です。
私たちは、創業以来丸モノ製品の加工技術に磨きをかけてきました。

現在は、量産は行わず、生産設備向けの丸モノ製品に特化した生産システムを構築することで、平均受注数量6個、1回の注文での平均受注製品4製品という、丸モノ製品での小口受注の生産を実現しました。
それによって受注製品の約85%が丸モノ製品となっております。
リーマンショック以降、旋盤加工を行う会社が減少してきており、丸モノ加工業者を探されている企業が多いと感じています。
弊社は、今まで以上に小口受注での生産能力を更に高めていくことで、1社でも多くのお客様、1人でも多くのお客様のご支援ができる体制を創り上げていきます。

2020年、世界的に広まった新型コロナウイルスの際、製造業は「国民生活の安定」と「経済活動の維持」という両面にとって重要な役割を果たしていることを私は強く感じました。
そして弊社の手がけている仕事は、私たちに新たな「つながり」をもたらす、「快適な生活」をもたらす仕事であり、国にとって、地域にとって、そして私たち一人一人の生活にとって重要な役割を果たしています。
しかし、その役割を果たすためにはお客様から生産設備向け製品のご依頼が必要で、ご依頼をいただくことがなければその役割を果たすことができません。

これからも、弊社の存在価値をつくっていただいているお客様のことを第一に考えた仕事を行っていくことで、「御社に創って欲しい」を実現する人財育成と組織開発を行うと共に、お客様と共に未来へ歩む企業を目指し、お客様の繁盛支援、生産支援を行って参ります。

2020年5月吉日 有限会社松澤製作所
代表取締役 松澤 裕一